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笑いの研究データが世界一集約されている国際ユーモア学会とは

笑いについての研究は世界中で行われていますが、研究対象として笑いについて取り組んでいる方々の団体組織の数は、まだまだ少ない状態です。

今回は世界で最も大きい笑いの研究団体、国際ユーモア学会について調べてみました。

■ 国際ユーモア学会 ■

ISHS-1▲ 引用元:ISHSのHP

– 英表記:The International Society for Humor Studies (ISHS)
– 設立:1989年 – 世界ユーモア&皮肉メンバーシップ(※1)から派生して設立された
– 事務局:アメリカ カリフォルニア州にあるホーリー・ネームズ大学

ISHS-2▲ このヘンにあります。 引用元:goole map

– 国際ユーモア協会とは
ユーモア研究の発展に貢献する学術的かつ専門的な組織。カルチャーや年齢、性別、目的、文脈によってユーモアがどのように異なるのか、また、ビジネスやエンターテイメント、ヘルスケアなどから考えるユーモアの役割といったことをテーマに掲げる。会員の多くは人文科学、生物科学、社会科学、教育分野などの大学教授。他にもカウンセリングやマネージメント、看護、ジャーナリズム、劇場といった分野の専門家が会員となっている。

– 主な活動内容
1) 季刊誌『ユーモア:ユーモア研究国際学術誌』(※2)の発行
2) 年に3-4回ニュースレター『ユーモラス・タイムズ』の発行 (参考:2015年秋発行分)
3) 年に1度国際ユーモア研究カンファレンスの開催

カンファレンスはアメリカだけでなく、毎年色々な国で開催されています。例えば去年(2016年)はアイルランドのダブリンで開催され、今年(2017年)はカナダのモントリオールにて7月10日から14日にかけて開催されます。日本でも過去(2000年)に一度、笑いの聖地である大阪でアジア初として開催されました。この大阪カンファレンスは、日本における笑い研究の第一人者、井上宏氏が中心となってオーガナイズし、成功裏に終わったそうです。

※ 参考:
└ 井上宏氏のブログ| 第59回 関西大学で「国際ユーモア学会」を開催
└ 大阪カンファレンスに参加された方のブログ | ノボリンのつぶやき

ちなみにカンファレンスのプログラムは論文発表やワークショップ、パネルディスカッション、講演など4日間朝から夕方まできっちり組まれています。

※ 参考:2017年カンファレンスプログラム

▲ (英語)youtubeに2013年のカンファレンスの様子がアップされていました。

– 会員規模
国際ユーモア協会のHPに公開されている会員リスト(2011-2016年)によると、約600人が会員に。多くはアメリカ人で、うち日本人は約23人と4%程の割合である。

ちなみに日本人会員の一人、阿部剛氏は国際ユーモア協会のボードメンバーとして活動に貢献されています。

季刊誌に掲載された研究論文やカンファレンス内容などを見るだけでも、笑いの研究データ量は間違いなく世界トップレベルだという事が分かります。全て英語ではありますが、笑いについて今後調査をする際は、まず国際ユーモア協会のサイトを見てみると効率が上がりそうですね。

※1:World Humor and Irony Membership
※2:HUMOR:International Journal of Humor Research

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